2013年03月22日

ひまわり

前回の沖縄旅行記が書き終わったばかりですが、
また行ってきました、沖縄!

那覇空港から路線バスに乗って県庁北口へ。
まずはパレットくもじにあるiRUDURiのジューススタンドに直行して、
ゴーヤーミックスうこん入りをいただきます。

ふーちばー(よもぎ)ジュースは体には良いけど、味は・・・。
というわけで、なかなか飲む勇気が出ません。
すると、お店のねーねーが「試飲してみますか?」
ちょっと飲んでみました。

・・・。

ま、●ずい。。。

まさしく“良薬、口に苦し”ですね。

さて、ホテルにチェックインして落ち着いたら、
今度はジャッキーステーキハウスで食べて、
波上宮にご挨拶のお参り。



そのあと、パレットくもじに戻って、
パレット市民劇場へ。
この日は映画「ひまわり」の上映会があり、
今回の旅はそれに合わせて旅程を組んだのでした。



この「ひまわり 〜沖縄は忘れない あの日の空を〜」は、
1959年6月30日に沖縄県で起きた、
宮森小学校米軍ジェット戦闘機墜落事故をもとにした映画。

操縦不能になったジェット戦闘機は、
積んでいた爆弾4発を海に捨て、乗っていたパイロットは脱出。
無人の機体は民家をなぎ倒し、宮森小学校に墜落して炎上しました。
小学生11人と住民6人が犠牲になりました。
ジェット燃料をまともにかぶって50%以上の大やけどを負った一人の児童は、
その時かろうじて命は助かりましたが、
10数年後に、発汗機能の低下からくる内臓疾患により亡くなりました。
実質18人目の犠牲者でありますが、
公式な犠牲者としては数えられてはいません。

映画「ひまわり」は、
この事故と、2004年8月13日に起きた沖縄国際大学米軍へり墜落事故。
戦後、強制的に接収した土地に税金も家賃も払わずに居座り続け、
その米兵が日本で事件を起こしても、
フェンスの中に逃げ込み、あとは地位協定で守られるという現状。
そして、基地で働く人たちやその家族の苦悩などを織り交ぜながら、
基地問題のありのままを伝えようとしていると思います。

この映画を観た翌日は、北谷に泊まったのですが、
ホテルにチェックインしているとき、
フロントの方が説明をしてくださっている最中に、
上空を飛行する米軍ジェット戦闘機の爆音があまりに凄まじく、
説明の言葉を遮られ、しばらく中断しました。

これが一日に何度も、そして毎日続き、
さらに、沖縄だけに限らず、米軍機の墜落事故は各地で起きている。
日々の爆音と、いつ墜落してくるか分からない不安とを思うと、
日常生活に支障が無いとは決して言うことができません。
オスプレイが全国展開で訓練するようになり、
もはやここは日本なのか?
米国の占領地でしかないのではないか?
米国本土ではできないから日本で訓練しているのではないか?
日本を守るためには本当に仕方ないのか?

米国の学生たちが、沖縄の普天間基地の有り様を知ったとき、
なぜ住宅地の中に基地があるのか、
こんな基地があることを本国では誰も知らない、
と、相当なショックを受けていました。

沖縄の基地負担は完全に偏っています。
日本を守るためであるならば、日本全体で平等に負担するべきです。
誰もが自分たちの問題として考えなければならないと思います。



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